短歌のリズムで

• 番組のフリップのように 「塞」
  
  「目を閉じて耳を塞げば肌寒く伝わるもの皆熱をもたらす」
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  • 短歌のリズムで
  • 2021/10/23 09:00
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• 番組のフリップのように 「柿」
  
  「柿の木が影絵のように暮れてゆく烏が色を持ち去ってから」
  
  
  • 短歌のリズムで
  • 2021/10/19 09:45
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• 番組のフリップのように 「綻」
  
  
  「神無月見渡す秋の綻びをどう繕うか百代総理」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/10/05 16:15
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• 番組のフリップのように 「割」
  
  
  「生き物の甲羅を割いた音がして真白き豆腐手のひらに受く」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/26 23:59
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• 番組のフリップのように 「氷」
  
  「はじめての製氷をした氷から新品の匂い　それも味わう」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/24 18:10
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• 番組のフリップのように 「耳」
  
  
  「イヤフォンを外した耳になだれ込む虫の音涼し台風のあと」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/18 23:30
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• 番組のフリップのように 「巻」
  
  
  「重みなき光を拾う言葉さえ連れ去ろうとする樹を巻く風は」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/13 11:45
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• 番組のフリップのように 「淡」
  
  
  「複眼は風の濃淡選り分けて秋の方へとジグザグに飛ぶ」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/08 22:40
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• 番組のフリップのように 「揺」
  
  
  「鈴鳴らし少女は跳ねるコスモスを揺らした風は土手でたわんで」
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/07 21:35
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• 番組のフリップのように 「暮」
  
  
  「日の暮れは本当に早くなったのかナメクジらしい光、行方に」
  
  
  • 短歌のリズムで
  • 2021/09/04 21:00
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