荒れた80年代を共に過ごした同窓の友人達も、事業、介護、子育てに追われる人が殆どで、ゆっくりと話をする時間が取れないままに時だけが過ぎていってしまいます。もう物理的な距離よりも心の距離感の方が遠くなってしまった印象で、私を含めリタイヤが明確に決まっていないこれからの人生で、果たして逢って会話をすることなどあるのだろうかと思ってしまうほど、それぞれの宿題だけが貯まっている、先の見えない世の中だと感じています。生存確認のような年賀状のやりとりは、少しだけ寂しく、少しだけ落ち着きます。
同窓はハガキの厚み越えられず表と裏で居座ったまま
年賀状だから、今日は丁度真ん中くらいだね。
2019年7月7日
短歌 ミルク