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短歌のリズムで

言の葉が群れをなすかな鰯雲 暮れゆく空で歌になるらむ

立秋

歳時記もあまりのズレに悲鳴を上げて、情緒そのものを破壊する勢いの猛暑が続いています。明らかにメリットよりもデメリットの方が多いと感じる異常気象に輪を掛けて、進路の定まらぬ台風や局地的な豪雨など、自然は易々と人間を寝床につかせてはくれません。季節に食べられた旬のものは取れなくなり、行事はどんどんとズレていく、次の世紀の歳時記はいったいどれほど季節と違っているのでしょうか。

立秋の只中にあり汗という年貢を搾り取られての風

心にも懐にも吹く風は弱くて生ぬるい。

2019年8月8日
短歌 ミルク
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プロフィール

HN:
ミルク
性別:
非公開
趣味:
頭の体操
自己紹介:
気づく人だけが手に入れられる
輝きを求めて、日々の宝探しを
楽しむように短歌のリズムで進む
足あとのようなものです。

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