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短歌のリズムで

言の葉が群れをなすかな鰯雲 暮れゆく空で歌になるらむ

梅雨の置き手紙

遅れて始まった梅雨の最中に澄んだ音色が響きわたります。改札に吊された風鈴は、七夕よろしく園児達の書いた願いの短冊を伴って静かに揺れています。追われるように足を進める人々に向け、風を感じ、風を見方につけることの大切さを投げかけているようです。風に向かって抗わずに、身を任せてこそ美しい和音になる。風通しよく、穏やかに梅雨を乗り切りたいものです。

風鈴がゆらぐ空気を整えてはらりと落とす風の短冊

「パパ元気でお仕事がんばって」なんて、ちょっと湿っぽいじゃないか。

2019年7月26日
短歌 ミルク
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プロフィール

HN:
ミルク
性別:
非公開
趣味:
頭の体操
自己紹介:
気づく人だけが手に入れられる
輝きを求めて、日々の宝探しを
楽しむように短歌のリズムで進む
足あとのようなものです。

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