とあるサイトの歌題を拝借して、やわらかい思考のトレーニングがてらに歌を作る試みです。本来は投稿や選歌をする歌会サイトのようですが、参加するほどのスキルがないことと、とてもその場所の素晴らしい歌人達、素晴らしい歌の数々に圧倒されてしまいそうなので、初心者がドリル感覚で短時間に作る力を養うために、この場所で作歌するだけにしてみようと思います。前日の夜に解った題についてのみ作ります。即興なので不出来なものばかりになると思いますが、切り口や題材についての新たな視点を探る試みとなれば幸いです。(本日は6月5日)
1「観覧車」
・ てっぺんは毎日違うゴンドラにしてあげること夜のルーティン
2「じめじめ」
・ 泣きながら豪雨の夜に耐えるさまマットは靴に代弁させる
3「ゼリー」
・ 礼服はよほど窮屈だったのか横たわる父は溶かれたゼリー
4「倍」
・ 半分を0.5倍という奴の一をへし折り二倍にしたい
5「場」
・ 唐突に好きだと言われ囃されてまんざらでも・・・で目覚ましは鳴る
6「味噌汁」
・ 顔まではおぼろげなんだ味噌汁が飲めないという君だけの記憶
2020年6月5日(23:00)
短歌 ミルク