忍者ブログ

短歌のリズムで

言の葉が群れをなすかな鰯雲 暮れゆく空で歌になるらむ

シュプレヒコール

国家や政治は水という国民を入れるタッパーのようです。てんでばらばらでは扱いにくいので、ゼリーのように固めようとしますが、上澄みと沈殿という格差を知れば当然、なだらかになる方向へ動き出します。水の動きが激しくなれば熱を持ち、タッパーは水を封じ込められなくなるので冷まそうとしますが、これも冷まし過ぎると水は固まって動かなくなり、国はたちゆかなくなるでしょう。水は澱めば腐ることをよく知っていて、留まることを嫌いますから、動くときには音を出して訴えているのだと思います。

闘争の熱を持ちつつ破られたビラの小石を払う手のひら

豊かさを詠うこの国で、ほんとうに必要な人たちのもとに屋根や傘はあるのでしょうか。

2019年6月18日
短歌 ミルク
PR

コメント

プロフィール

HN:
ミルク
性別:
非公開
趣味:
頭の体操
自己紹介:
気づく人だけが手に入れられる
輝きを求めて、日々の宝探しを
楽しむように短歌のリズムで進む
足あとのようなものです。

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

リンク

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
にほんブログ村

当サイト内のすべての絵と文、短歌の転載はご遠慮ください。
無許可の転載、複製、転用等は法律により罰せられます。
All rights reserved.Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
本站內所有图文请勿转载.
未经许可不得转载使用,违者必究.
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ