「飛行機は滅多に墜ちぬ原発はなぜ吹き飛んだ設計者殿」
私は身近な道具でその設計や設計思想が嫌いなものが三つあります。
それは「傘」と「自転車」、「ドローン」です。
(手)がなければ役に立たない、(足)がなければ自立できずに倒れてしまう。
ドローンは言わずもがな、ここぞという場面では全く役に立ちません。(災害など)
そしてもう一つ、(水)と(電気)がなければ自壊してしまう、「原発」も
同様に設計者の奢りが産んだ出来損ないだと思います。
飛行機のように当たり前を排して、「墜ちれば死ぬ」という事実に真摯に向き合わなければ
危険なものを設計したり作ったり使ったりしてはならないと思います。
安直なテクノロジー信仰もほどほどにして、動物が危険を察知する感覚のもと、
「安全とは何か」の思想に立ち戻らなければ「想定外」を言い訳にした事故は終わらないでしょう。